こんにちは、岩本です。
動画制作をしていると、思った通りにいかないことがあります。
台本を書いたときは良さそうに見えたのに、音声にしてみると少し長く感じる。
編集してみたら、画面の流れが重く感じる。
字幕を入れてみたら、思ったより読みづらい。
完成したつもりで見直したら、細かい違和感がいくつも見つかる。
こういうことは、実際に作ってみないと分からないことが多いです。
頭の中ではうまくいく予定だった。
でも、形にしてみるとズレが見えてくる。
動画制作では、このズレに何度も出会います。
最初の頃は、そのたびに少し落ち込むかもしれません。
「ちゃんと考えたのに」
「なぜこんなに時間がかかるんだろう」
「もっと上手く作れると思っていた」
「最初からきれいに仕上げられない自分はダメなのかもしれない」
そんなふうに感じることもあります。
でも、動画制作での失敗や違和感は、必ずしも悪いものではありません。
むしろ、作ってみたからこそ見えた改善点です。
台本が長いと気づけたなら、次は一文を短くできます。
字幕が読みづらいと分かったなら、表示時間や文字数を調整できます。
テンポが悪いと感じたなら、間やカットの位置を見直せます。
音声が聞き取りづらいと分かったなら、言葉選びや読み上げ方を変えられます。
つまり、失敗は「終わり」ではなく、次に整えるための材料になります。
あなたは、最初から完璧に作ろうとしすぎていないでしょうか?
もちろん、丁寧に作ることは大切です。
見る人に失礼のないように整えることも大切です。
自分の活動や世界観を雑に扱わないことも大切です。
ただ、最初から完璧を目指しすぎると、動画はなかなか完成しません。
少しでも違和感があると止まる。
もっと良くできる気がして進まない。
何度も直しているうちに、最初の目的が見えなくなる。
そうなると、動画制作そのものが苦しくなってしまいます。
動画は、最初から完璧な形で生まれるものではないと思います。
まず作ってみる。
見直してみる。
違和感を見つける。
必要なところを直す。
次の動画で改善する。
この繰り返しで、少しずつ整っていきます。
たとえるなら、動画制作は一度で完成する彫刻というより、何度も磨いていく石のようなものかもしれません。
最初は粗くてもいい。
形にしてみることで、どこを削ればいいのか、どこを残せばいいのかが見えてくる。
作る前から完璧な形を頭の中だけで決めようとしても、実際に手を動かしてみないと分からない部分は必ずあります。
だから、動画制作で失敗したときは、自分を責めるより、こう考えてみてもいいと思います。
「次に直せる場所が見つかった」
「自分の動画に合う形が少し見えてきた」
「見る人にとって分かりやすい形へ近づける材料が増えた」
そう考えると、失敗は少し扱いやすくなります。
完璧を目指すこと自体は悪いことではありません。
でも、最初から完璧でなければ出せないと思うと、動画は止まりやすくなります。
大切なのは、雑に作ることではなく、まず形にして、そこから丁寧に整えることです。
最初の1本で全部を決めなくてもいい。
最初の試作でうまくいかなくてもいい。
小さな失敗を重ねながら、自分に合う作り方を見つけていけばいい。
動画制作の失敗は、ただの失敗ではありません。
伝わりやすさを学ぶ機会です。
自分の制作のクセを知る機会です。
次の1本を少し良くするための材料です。
最初から完璧を目指しすぎず、まずは形にしてみる。
そして、見えてきた違和感を少しずつ整えていく。
その積み重ねが、動画づくりを現実的に続けるための大切な考え方だと思います。
うぃずくりえいしょん 岩本
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