こんにちは、岩本です。
動画を作ろうと思ったとき、最初の壁になりやすいのが台本です。
動画のテーマはなんとなくある。
伝えたいことも、頭の中にはある。
でも、いざ文章にしようとすると手が止まってしまう。
そんなことがあります。
「何から書けばいいんだろう」
「最初の一文が出てこない」
「説明が長くなりすぎる」
「書いてみたけれど、何を伝えたい動画なのか分からなくなってきた」
台本づくりでは、こうした迷いが起きやすいです。
そのときに最初に考えたいのは、きれいな文章を書くことではありません。
まず考えたいのは、この動画で、見ている人に何を持ち帰ってほしいのかです。
動画台本というと、つい上手な言い回しや、分かりやすい説明文を作らなければと思ってしまいます。
もちろん、言葉の分かりやすさは大切です。
でも、その前に「何を届ける動画なのか」が見えていないと、台本はどんどん迷いやすくなります。
たとえば、同じ「AIボイス動画」について話すとしても、目的によって台本は変わります。
AIボイス動画の基本を知ってもらいたいのか。
顔出しなしでも発信できると安心してもらいたいのか。
台本や編集の負担を軽くする考え方を伝えたいのか。
AIに任せきりにしない大切さを伝えたいのか。
中心が変われば、話す順番も、使う言葉も、必要な情報も変わります。
だから、台本が書けないときは、いきなり本文を書こうとしなくても大丈夫です。
まずは、動画の目的を一文にしてみることから始めてみてください。
「この動画では、動画制作が止まる理由をやさしく整理する」
「この動画では、AIボイス動画が顔出しなしの選択肢になることを伝える」
「この動画では、台本づくりは文章力より整理が大切だと伝える」
このように一文で置いてみると、台本の中心が見えやすくなります。
あなたが今作ろうとしている動画は、見た人に何を持ち帰ってほしい動画でしょうか?
この問いに答えられると、台本は少し書きやすくなります。
次に考えたいのは、見ている人がどんな状態でその動画を見るのかです。
何も知らない状態なのか。
少し興味はあるけれど、不安がある状態なのか。
やってみたいけれど、最初の一歩で止まっている状態なのか。
相手の状態が見えると、最初に置く言葉も変わります。
いきなり結論を伝えたほうがいいのか。
まず不安に共感したほうがいいのか。
具体例から入ったほうが分かりやすいのか。
台本は、ただ情報を並べるものではありません。
見ている人が迷わず受け取れるように、順番を整えるものです。
だから、書けないときほど、うまい文章を書こうとする前に、目的と相手を見直してみてください。
何を届けたいのか。
誰に向けているのか。
見た人に、どんな気づきや安心感を持ち帰ってほしいのか。
この3つが少し見えるだけで、台本の入口は作りやすくなります。
動画台本は、最初から完成された文章でなくても大丈夫です。
まずは一文の目的から始める。
次に、見ている人の状態を想像する。
そこから、伝える順番を少しずつ並べていく。
それだけでも、台本づくりは大きなかたまりではなく、扱いやすい作業に変わっていきます。
書けないときは、文章力がないと決めつけなくても大丈夫です。
まだ、伝えたいことの中心が見えていないだけかもしれません。
まだ、届ける相手の状態が整理できていないだけかもしれません。
台本づくりは、上手に書くことより、まず整理することから始まります。
最初の一文が出てこないときほど、
「この動画で何を持ち帰ってほしいのか」
そこに戻ってみる。
その小さな確認が、動画台本の出発点になります。
うぃずくりえいしょん 岩本
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