自動化ではなく、共に創るというAIとの付き合い方

こんにちは、岩本です。

AIを使った制作というと、どうしても「自動化」という言葉が浮かびやすいと思います。

台本を自動で作る。
音声を自動で作る。
画像や動画素材を自動で作る。
作業時間を短くする。
手間を減らす。

たしかに、AIにはそうした力があります。

これまで時間がかかっていた作業を助けてくれる。
白紙から考える負担を軽くしてくれる。
動画制作の入口を広げてくれる。

そういう意味で、AIはとても心強い存在です。

ただ、うぃずくりえいしょんでは、AIをただの自動化ツールとしてだけ見るのではなく、共に創る存在として捉えたいと思っています。

自動化という言葉には、どこか「人が考えなくてもいい」「全部任せればいい」という響きがあります。

もちろん、任せられる部分は任せていいと思います。
台本のたたき台を作る。
言葉の候補を出す。
音声化を手伝ってもらう。
アイデアを広げてもらう。

こうした部分では、AIに助けてもらうことで制作は進めやすくなります。

でも、動画づくりで大切なのは、ただ早く形にすることだけではありません。

誰に届けたいのか。
どんな想いを形にしたいのか。
どんな温度感を残したいのか。
見る人がどう受け取るのか。

この部分は、人が大切に見ていきたいところです。

あなたがAIに任せたいことと、自分で大切にしたいことは、それぞれどこにあるでしょうか?

この問いを持っておくと、AIとの付き合い方は少し変わります。

AIにすべて任せるのではなく、まず人が想いを出す。
AIに整理を手伝ってもらう。
出てきた案を見て、人が違和感を確認する。
必要なところを直す。
またAIに相談する。

このような行き来の中で、動画は少しずつ形になっていきます。

AIが出したものを、そのまま完成形にする必要はありません。

むしろ、AIが出してくれたものを見ながら、
「これは少し違う」
「ここは使えそう」
「この言葉は自分の活動に合わない」
「この視点は取り入れたい」
と判断していくことが大切です。

その判断の中に、人の意図が入ります。

共に創るというのは、AIに丸投げすることではありません。
人がすべてを抱え込むことでもありません。

AIに助けてもらいながら、人が目的を見失わずに整えていくことです。

たとえば、台本づくりなら、AIに構成案を出してもらう。
そのうえで、自分の言葉に直す。
見る人の不安に寄り添う一文を加える。
不要な情報を削る。
キャラクターの雰囲気に合うように調整する。

音声づくりなら、AI音声を使う。
でも、聞きやすいかどうかは人が確認する。
間が足りなければ調整する。
言葉が固ければ台本に戻って直す。

こうした作業は、自動化だけではなく、共創に近いものだと思います。

AIは、人の想いを奪うものではありません。
使い方によっては、人の想いを形にするための心強い相棒になります。

ただし、そのためには、人が自分の意図を手放さないことが大切です。

便利だから使う。
早いから使う。
流行っているから使う。

それだけではなく、
「このAIの力を、誰のために、どう役立てるのか」
を考える。

そこに、人とAIで創る意味があると思っています。

動画制作は、これからさらにAIの力を借りやすくなっていくはずです。

でも、どれだけ技術が進んでも、届けたい相手を思い浮かべること。
言葉の温度を整えること。
世界観を大切にすること。
見る人の負担を減らすこと。

そうした部分には、人の目と心が必要です。

自動化だけを目指すのではなく、共に創る。

AIに助けてもらいながら、人の想いを置き去りにしない。

その付き合い方が、これからの動画づくりでは大切になっていくと思います。

うぃずくりえいしょん 岩本

この記事を書いた人

複数の独自事業を運営する連続起業家。現在、うぃずくりえいしょんとは他に2つの事業を展開している。

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