伝えたいことが多すぎると、動画は逆に伝わりにくくなる

こんにちは、岩本です。

動画を作ろうとするとき、伝えたいことがたくさん出てくることがあります。

活動のこと。
商品のこと。
サービスの特徴。
こだわっている部分。
始めた理由。
他との違い。
見ている人に知ってほしいこと。

せっかく動画にするなら、できるだけ多く伝えたい。
そう思うのは、とても自然なことです。

自分の活動に想いがあるほど、あれもこれも入れたくなります。
説明不足になりたくない。
誤解されたくない。
ちゃんと魅力を分かってほしい。

その気持ちは、とてもよく分かります。

ただ、動画では、伝えたいことを詰め込みすぎると、逆に伝わりにくくなることがあります。

情報が多すぎると、見ている人は途中で迷ってしまいます。

「結局、何の話だったんだろう」
「どこが大事だったんだろう」
「自分に関係ある内容なのかな」

そう感じられてしまうと、せっかく大切なことを話していても、最後まで届きにくくなります。

動画は、文章と違って、見る人のペースでじっくり戻って読み返すことが少ない媒体です。
音声や映像が流れていく中で、情報を受け取ってもらう必要があります。

だからこそ、1本の動画に入れる内容は、ある程度絞ったほうが伝わりやすくなります。

たとえば、お店で一度にたくさんの商品をすすめられると、どれを見ればいいか分からなくなることがあります。
でも、「まずはこちらがおすすめです」と一つ案内されると、受け取りやすくなります。

動画も同じです。

1本の動画で、すべてを伝えようとしなくても大丈夫です。
むしろ、1本につき一つの中心を決めるくらいのほうが、見る人には届きやすくなります。

あなたが今作ろうとしている動画で、一番伝えたいことは何でしょうか?

この問いに答えられると、台本はかなり整理しやすくなります。

たとえば、サービス紹介の動画を作る場合でも、いきなり全部を説明しなくてもいいと思います。

最初の動画では、「どんな人に向けたサービスなのか」だけを伝える。
次の動画では、「どんな悩みに役立つのか」を伝える。
別の動画では、「実際にどんな流れで使えるのか」を伝える。

このように分けて考えると、1本ずつの動画が見やすくなります。

伝えたいことが多いこと自体は、悪いことではありません。
むしろ、それだけ活動に込めているものがあるということです。

ただ、そのすべてを1本に詰め込む必要はありません。

伝えたいことが多いときほど、まずは書き出してみる。
その中から、今回の動画で伝えることを一つ選ぶ。
残りは、別の動画や記事、投稿に回す。

そう考えると、情報を削ることが「捨てること」ではなくなります。

今は入れないだけ。
別の場所で、もっと丁寧に伝えるために分けるだけ。

そう思うと、台本づくりも少し楽になります。

動画は、情報量が多ければ多いほど良いわけではありません。
見る人が受け取りやすい形に整えることが大切です。

たくさん伝えたい気持ちがあるときこそ、
「この動画では、何をひとつ持ち帰ってもらいたいか」
を考えてみる。

その一つが見えてくると、動画の流れも、言葉の選び方も、自然と整いやすくなります。

伝えたいことを減らすのではなく、届きやすい順番に分けていく。
それが、動画台本を作るうえで大切な考え方だと思います。

うぃずくりえいしょん 岩本

この記事を書いた人

複数の独自事業を運営する連続起業家。現在、うぃずくりえいしょんとは他に2つの事業を展開している。

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